玄黄洞表紙に戻る                五之洞 表紙


町衆に守護されてきたお堂とその周辺(その9)
 (注記は、村雀 渉さんです)


 

photo 064 金攫八幡・西徳寺の行事案内板
     西徳寺の掲示板に地蔵盆のあと大日如来の回向もありました。
     天道大日如来を祭る小堂でも仏事があるのでしょう。
     (お寺の中には、檀家数の少ない寺もあるでしょうね。そういう寺では行事を丁寧に
      勤めることも大事です。丁寧に、型通りに勤めることは、お檀家以外の人にも、寺
      の姿勢が伝わるものだと、確信します。    坊主 O.I )



 

photo 065 西町一部
 平安京大極殿の西を歩いてもう2件見つけました。軒先や横の消火器の箱にそれぞれ、「西町二部」「西町一部」とあります。鉄格子がないので近くでよく見たらお供えの花は造花もありました。生花は高価なので京都の町衆は裕福なのかと思いましたが。 




 

photo 066 西町二部


 

photo 067 西町二部の内部クローズアップ



 

photo 068 丸太町智恵光院の南、聚楽第跡の「聚楽廻」周辺 1つ目。



 

photo 069  聚楽廻というよりも、大将軍の北町になると思われる所。
      ここはお堂が閉鎖されて、祭祀が停止しているようです。
      北野天満宮の南は右京が荒廃してから北野神社の荘園や門前町となり
      道路が不規則でよく道に迷います。ここも町名表示がなく北町の確信
      はありません。



photo 070 丸太町智恵光院の南、聚楽第跡の「聚楽廻」周辺 2つ目。
     これは化粧地蔵です。

 

photo 071 070の化粧地蔵のクローズアップ。 (金属檻の扉を開けて撮影?  O.A)



 

photo 072 千本通り沿いに善福寺如意輪観音堂があり、その堂前にも小堂がありました。




 

photo 073  観音堂の南の料亭前にもありました。台座が乱れ積みの石垣でした。眼鏡が堂前に
捨ててあり、祭祀はやっていないようです。 (料亭はしっかりと営業できているのでしょうか。店の前にある地蔵尊を保てないようだと、商売の見通しは楽観できないかも……O.A)



玄黄洞表紙に戻る                五之洞 表紙